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<テーマ079>初回面接~面接申込用紙

<テーマ79> 初回面接~面接申込用紙  

 

 カウンセリングを受けることに決めて、クライアントは予約を取ります。その第1回目の面接のことを初回面接と呼びます。 

 初回面接はお互いが初めて顔を合わせる場となります。お互いの紹介から始まるということは普通の人間関係と変わりがありません。ただ、クライアントは「面接申込用紙」に記入していただくことになります。記入していただくのは名前、性別、年齢、住所、連絡先だけであります。この項目について述べておきます。こうした情報を記入することに何の抵抗感もないという人は、この項をとばしていただいても結構であります。 

 

 名前は基本的にフルネームでの記入をお願いしております。これは私が来談された方をどうお呼びしていいかということに関わるので、ぜひとも記入していただかなければなりません。フルネームでお願いしますと言うのは、同姓の方がおられるからであります。 

 ほとんどのクライアントはこれに困難を示さないものであります。ただ、ごく一部の人だけが名前を記入するのを拒んだり、苗字だけを書いたりします。あまりにも不安が強い人などに見られる傾向であります。一方、自分の名前に対しての態度は、そのまま自分自身に対しての態度と共通するものがあるように私は思います。 

 

 性別。これは「男」「女」のどちらかに○を付けるだけであります。これも大多数の人にとっては問題になることはありません。 

「性同一性障害」の人の場合はどうするのかと言うと、その人の判断に委ねることにしています。体は男性だけど、心は女性だというような人の場合、「女」の方に○をしていただいてよろしいのであります。それに基づいて、私はその人を女性として接するようにします。つまり、本人が○印を付けた方を尊重しようと思っています。 

 

 続いて、年齢ですが、これを拒む人が時々おられまして、私は困るのであります。「心の問題」ということとその人の年齢ということは、実はとても関連があるのであります。実際にお会いすれば、そのクライアントが何歳くらいの人であるかということは予測できるのでありますが、やはり正確な年齢は知っておきたいのであります。ですから、どうかこの項目はご記入いただきたいのであります。 

 年齢ということに関して、その年齢に特徴的な問題というものがあるのです。10代の男性が初恋で悩むということと、40代の男性が初恋で悩んでいるということとはまったく意味が異なるのであります。10代の男性においては自然な悩みであっても、40代の男性においては、同じ内容の悩みであっても、かなり不自然な悩みになってしまうのであります。反対に、40代の男性が貧困妄想(職を失って、生活できなくなり、路頭に迷うのではないかといった不安のこと)を訴えることと、10代の男性が貧困妄想を訴えることとは明らかに意味が異なるのであります。 

 悩みや「病」には、その年齢層に特徴的に見られるというものがあるわけでありまして、悩みや「病」がその人の年齢に一致しているか不一致であるかということは、その悩みや「病」の意味が異なるというだけでなく、その後の展開においても差が生じることであります。従って、クライアントの年齢ということはとても重要なのであります。年齢を記入していただくこと、それも正直に記入していただくことをお願いする次第であります。 

 

 次に住所ということであります。これを拒む人はさらに多いのであります。個人的にはこの欄はいい加減削除しようかとも考えています。 

 クライアントに住所を記入してもらうことには二つの目的と言いますか、理由がありました。一つは、どの地域からから来談してくれる人が多いかということを私が知りたかったからであります。これは広告を出す時などに参照しようと考えていたからであります。もう一つは、その人が住所を持っているかどうかということを知るためでありました。住所があるということは、その人には住む家や部屋があるということであります。それはその人が生活できているかどうかということの目安にもなるのであります。住所を記入してもらうのは、あくまでもその二つの目的、理由のためだけなのであります。しかし、実際にクライアントとお会いして、お話を伺っていますと、自ずとこの二つの事柄がある程度明確になるのであります。 

 住所を記入することを拒んだある人は、ここに来ていることを家族に知られたくないからだと、その理由を語りました。私がその人の自宅に訪れたり、何かを送ったりするのではないかと心配されていたようであります。しかし、私はそのようなことはしませんので、どうかご安心していただきたく思います。ただでさえ、私は余計な手間を省きたがっている人間であります。わざわざその人を訪問したり、贈り物をしたりといったことをする暇が私にはないのであります。 

 

 面接申込用紙の最後の欄は、連絡先であります。これはクライアントの電話番号を記入してもらうことになります。これを拒む人は更に多く、拒否率は第1位であります。 

 私の方からクライアントに連絡するということはほとんどありません。その点を真っ先に申し上げておきます。また、無理に記入していただいたこともありません。 

 しかし、クライアントの連絡先が分からなくて困ったということが過去において二、三回あります。私の都合が悪くなって、予約されているクライアントに予約の変更をお願いしようと思って調べてみると、連絡先が書いてなかったというようなことが生じたのであります。連絡先を記入して欲しいと私が求めるのは、このようなことが生じた時のためなのであります。 

 私の所は火曜日が定休日であります。それ以外に臨時休業する日があります。事前に分かっているものに関しては、このHPの「休室日のご案内」で前もって告知するようにしていますし、その日はクライアントの予約を入れないようにできます。しかし、急遽、休まなければならないというようなことが生じた場合には、予約を入れている人たちに対して変更をお願いする義務が私に生じます。そのような時に連絡先が分からないというのが本当に困るのであります。従って、連絡先を記入しなかった人が、予約した日時に訪れて、私の所が閉まっていたとしても、それは自己責任でお願いしたいのであります。過去においては、その事態を避けるために、その時間のためだけに予定を変更して出勤したりしたこともありましたが、できればそのような苦労を減らしたいのであります。 

 高槻カウンセリングセンターで独立してから、今年(平成23年)で7年目であります。この7年間で、クライアントの方から連絡をくださいと頼んできた場合を除いて、私の方からクライアントに電話をかけたのは、わずか6名だけでありました。これはかなり少ない数であります。全体の1~2パーセントであります。基本的に、私の方からクライアントに連絡を取るということはほとんどないのだと理解していただいてよろしいかと思います。もちろん、それは今日までの数字でありまして、今後変わる可能性はあり得るかとは思います。ただ、緊急の場合や不測の事態に備えて、やはり連絡先が分かっている方が助かるのであります。 

 

 さて、取り敢えず、面接を受ける人は最初にそのような用紙に、氏名、性別、年齢、住所、連絡先を記入することになるのだということを知っていただければ結構でございます。そして、その各々の項目には記入していただく意味や目的、理由があるのだということを理解していただければ結構であります。私の方は無理強いすることも強制することもできませんので、どれに記入し、どれを拒むかということは、クライアントの責任において、クライアントに一任するつもりでおります。そのために不都合なことが生じたとしても、それはクライアントの自己責任においてお願いする次第であります。 

 

(文責:寺戸順司高槻カウンセリングセンター代表カウンセラー