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<T007-14>ECM騒動(2)

コラム~ECM騒動(2)  (約1800字) 

 

 彼らは倒産したとは言っていないが、私はECMが倒産したものとみなしています。いくら不景気とは言え、本当に人や世の中のために役立っている企業はそうそう潰れないものだと私は捉えています。たとえ業績は落ちていても、そういう企業は息長く続くものであります。 

 ECMが倒産したのは、彼らが人や世の役に立つようなホームページを作ってこなかったためであろうと私は捉えております。 

 かつて、ホームページというのは見る人に情報を提供するものであるという認識がありました。それは正しかったとは思います。しかしながら、もはや情報を提供するだけのホームページは限界が来ているように私は思います。ECMは、私を訪れた時にはまだそのような認識しか有していなかったのであります。 

 高槻カウンセリングセンターの本サイトの方は、それなりに人に見てもらえておりますが、そのリピーター率も結構高いのであります。これまで二社にホームページを作成したもらったことがあるのですが、彼らはこのリピーター率の高さに驚いていました。いずれのサイトも、私が書いた文章だけが掲載されているだけのものでした。 

 制作会社側はもっと写真やイラストを入れないと読んでもらえないと主張したことがあります。私はそれなら読んでもらわなくてもいいと主張して、結局、写真やイラストは一切使わないという方向に決まったのでした。ただし、トップページにだけはどうしても載せた方がいいと彼らが押すので、そこだけは私は彼らに譲りましたが。 

 ホームページはもはや情報を提供するだけではダメだと、当時から私は考えておりました。見る人にただ情報を与えるだけでなく、見た人の利益につながるようなことをしなければならないと考えておりました。つまり、そのページを見ることで、見た人の知的好奇心が満たされたり、自分自身やその他のことについて学ぶことができたり、自分の抱える問題について参考になったり、何かを考えるきっかけを与えるようなものでなければならないと捉えていました。 

 作る側からそのことを述べるなら、私たちはただ情報を提供するだけでなく、もっといろんなものを与えてあげなければダメだということであります。私のページは常に私自身を与えているのであります。私という人間をそこに提供しているのであります。没個性的に情報や商品を並べるのは、もはや時代遅れで、見る人には何ももたらさないのであります。 

 ECMは、私から見れば、旧い考え方に支配されていたようでした。彼らはホームページを見てもらえるノウハウを熟知しているなどと豪語しましたが、ただ見てもらうだけではダメなのだということは、彼らには理解できませんでした。見てもらっただけでは意味がないのであります。そこに何かがありそうだという期待が見る人に生じなければダメなのであります。SEO対策しても意味がないのであります。SEO対策をすれば、その時はアクセス数も上がるでしょうが、見る人が何も与えられていないのでは無意味なのであります。自分に何も与えてくれそうもないようなページは、再び見ようとは思わないものであります。 

 リピーター率が高いということは、私はまだ見る人に与えることができているということの証拠として捉えております。今月、九割の人がリピーターで、新規が一割であったとしても構わないのです。その一割が、来月のリピーターになってくれればいいのですから。ただ数を増やすだけという考え方は、私には古過ぎてついていけないのであります。 

 

 

 ここまでは5月の半ばから6月の頭にかけて書かれたものであります。今ではECMが倒産したということを公表しているそうであります。彼らの後を「オフィス24」なる会社が引き継いだということを、人づてに聞いたのですが、その会社も信用はできないのであります。少なくとも、私はその会社を信用していないし、おそらく、ECMと同じ体質の会社なのであろうと見込んでおります。まったく期待する気持ちにもなりません。そもそも、その「オフィス24」なる会社に私のところがきちんと引き継がれているのかどうかも疑問であります。どうして引き継いだ先の会社から、説明も連絡もないのでありましょうか。彼らも同じように土壇場で逃げるのではないかと思います。 

 

(文責:寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー